リクナビと佐藤くんとチーズケーキ
三題噺(さんだいばなし)というものをご存知だろうか。
元々は落語の形態の一つで、寄席で演じる際に観客に適当な言葉・題目を出させ、そうして出された題目3つを折り込んで即興で演じる落語のことである。(Wikipediaより引用)
この三題噺の手法は出版社の採用過程における筆記試験でしばしば用いられる。
例えば、「手紙・勇気・遊園地」のような一見全く関係のない3語を提示され、それらをうまくくっつけてストーリーを紡ぎ出すという作文テストがそれだ。
そんな要領で、今回は頭に浮かんだ3単語、
「リクナビ・佐藤くん・チーズケーキ」で遊んでみようと思う。いや、遊んでいる過程をいちいち報告していこうと思う。
どうでもいい?俺もそう思う。
………
まず、提示された単語をそのままの順序で使うのは芸がないと思っている。ナンセンスナンセンス。
イエスセンスな人なら順番は入れ替える。
そしてこれは一種の連想ゲームだ。連想ゲームをしていくことでキーワードを広げられる。
「リクナビ」→就活、みんなが見てる
↓
マイナビ→ライバル→負けたくない
↓
似た者同士→どんぐりの背比べetc
こんな具合だ。
そして唐突に最初の一文が思い浮かんだ。水の中で押さえつけられていた空のペットボトルみたいに、勢いよく飛び出す。
「東京きたの初めてかい?」
なぜこの一文が出てきたのか、自分でもよくわからない。だが無理にでもこれを使う。
骨格さえ強引に作ってしまえばあとは肉付けでどうにでもなる。多分。
どんな怪物ができるか自分でもわからない。
まあ今回はとりあえずこの辺で。
(続く)
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