ご機嫌な歌で広がる歩幅さえ どう足掻いても愛せてしまった

君のいる前では泣かぬホトトギス 
君のいぬ場所で嘴を濡らす


寺本を待ってる間その紅茶 ミルクも砂糖も入れすぎてそのまま


空き缶が通り過ぎる時ちょっとだけ ぼくに会釈し車に轢かれた


神様はカフェ・ラテと多分 君のこと 愛しているよミルク多めに


仕事だけ 残って他は削がれてく 
人から飛び散るナイフの欠片


カーテンのかかってない家 
次の春にはいい人がいますようにと


"エモ"という言葉で型にあてはめて はみでた気持ちを無視する僕


ご機嫌な歌で広がる歩幅さえ
どう足掻いても愛せてしまった


一様にドラッグストアを覗いてく帰り道
みんな生きてんだな


「「懐かしい!」」 
絵本みて語る思い出がつぶさで笑顔でそれがよかった

0コメント

  • 1000 / 1000