もしもピアノが弾けたなら
♪もしもピアノが弾けたなら〜
お馴染みのフレーズである。
もしもピアノが弾けたなら、どんなに良かっただろう。
小さい頃の自分よ、ヤマハ音楽教室で体験レッスン受けてもえげつない拒否っぷりを見せてはいけない。そのせいで22歳の君自身がもどかしさを覚えることとなる。
小さい頃から割と色々習い事に行かせてもらったのだが、唯一圧倒的拒否を見せたのはヤマハ音楽教室の体験レッスンだった。
そもそも当時は、車の中で流れるおんがくが4拍子か3拍子か、判断できなかった。拍子を取れさえもしない、無茶苦茶なリズム感。音を取ろうとはするもののなかなかどうしてうまくいかない。
才能の欠如。センスは皆無。光る"音痴"の称号。
吹奏楽部出身の両親はさぞ悲しんだことだろう。
さて、現在に戻るが私は歌を歌っている。
たまたま大きい声が出て、ちょっと高い声が出るだけなのだが、それをうまくコントロールできれば音感もリズム感も何とかなるものだ、と学んだ。
そんな中でもどかしく思うのは主に音感である。コードの並びを機械的に覚えなければギターは弾けないし、曲も作れない。メロデイを生み出すなんて夢のまた夢だ。
ピアノが弾けたなら、もう少しましだっただろうか?あの時感じたマイナス感情は何に起因したものだったのだろうか?真相は闇の中だ。
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