ひとりぼっちになった。

じぶんがほんとうは何をやりたいのか、わからなくなってきた。くだらないプライドによって痺れていた現実感覚が徐々に取り戻されつつある。よくわかんないけど、自信じゃなくて慢心だったし、楽観的なんじゃなくて逃避的なだけだったんだなと気づいた。
気づいたところで何もしなくて、というか、できなくて、ただただ時間を溶かしていく。
母と顔も合わせたくない。あなたの息子はあなたが思っているよりも無能ですよ、って突きつけてしまうみたいで怖い。そんなことないよ、と庇ってくれる声を待つ自分すら情けなくて部屋のドアを蹴っ飛ばす。ガゴンッという大きな音と共に扉が閉まる。また、ひとりぼっちになった。

そんなんだけど、イノウエは。

つれづれなるままに!ひぐらし!

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