さっきいたオリオンは見えない

2020年に綴った短歌10首です。ここ数ヶ月は短歌がアツイ。

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一生かかっても君にはなれないし 死ぬまで僕にもなれない君へ


すたこらさ 目指して求めて参ります
肉巻きもちもち棒の屋台へ


ロマンチスト順に生きていてほしい 月が綺麗と訳したあなたも


忘れていくのだとしたら毛みたいにまた生えてきては思い出してね


「今寝たら冬休みが終わっちゃうもん」
さっきいたオリオンは見えない


君のいう ぼんやり星はどこかしら 一緒に公転してもいいかな


「てかLINEやってる?」という定型句 生まれて、そして死ぬまでを見つめる


「俺もプリキュアだったことあるからね」
無光の瞳をぶら下げたおじさん


「無茶苦茶」を初めに「滅茶苦茶」にした人 
お茶に恨みを抱えてる人


カチッというスイッチ舌打ちはじまりの合図 満員電車のpepper



そんなんだけど、イノウエは。

つれづれなるままに!ひぐらし!

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