【タイムアタック】

合宿期間中でも更新を途絶えさせたくないのでタイムアタックで誤魔化します!
今日は3分で!
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「クランチとディストーションどっちがいい?」
嘉与子はそれをさも当たり前の選択かのように言った。おかしい。僕たちがいるのはクレープ屋の前のはずだ。
「そういう味があるの?」
「違うよ。単純に」
単純の意味も分からなくて僕は首をかしげる。
「…だから、クランチとディストーションだってば」嘉与子の機嫌が悪くなってきた。こうなると坂道を転がり落ちるみかんみたいに手をつけられないのを僕は知っている。
「じゃあ、クランチで」
「かしこまりました!クランチお一つですね」
ウェイトレスのような仕草でクレープ屋の前にふわりと立ち、戻ってきた時に手にしていたのはシリアルが含まれたバナナのクレープだった。

そんなんだけど、イノウエは。

つれづれなるままに!ひぐらし!

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